【最新】日本語でGoogle Bardを始める方法|使い方やChatGPTとの比較も

当ページには、プロモーションが含まれています。お客様の声の一部を掲載しています。
Googleアイコンマークのアイシングクッキー

近年、ChatGPTなどの対話型AIが急速に普及しています。
個人だけでなくビジネスにも利用され、私たちがブログやライティングをする上でも重要なツールになっています。

そんな中、あのGoogleが開発した対話型AI「Google Bard」がついに日本語に対応しました!

この記事では、日本語対応の「Google Bard」を始めるための具体的な方法・手順基本的な使い方や機能について詳しく解説しています。
さらに、対話型AIの代表ともいえるChatGPTとの比較も行っています。

この記事を読んでGoogle Bardを最大限に活用できるようになりましょう!

この記事を読むと

  • Google Bardの始め方や使い方がわかる!
  • Google Bardの特徴や注意点がわかる!
  • Google BardとChatGPTを上手に使い分けられるようになる!
目次

Google Bardとは

Google Bardって何?

Google BardはGoogleが提供する対話型AIサービスです。
ジェネレーティブAIの活用により、AIが学習したデータをもとに、私たちの質問から新たな答えを生み出すことができます。

この技術はGoogleの大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)である 「PaLM2」を利用しており、「PaLM」を含む従来のモデルより優れた機能をもつ最先端モデルと発表されています。

2023年2月に発表され、当初は「LaMDA」という大規模言語モデルをベースにしたGoogle Bardが米国と英国限定で公開されました。
そして2023年5月11日、英語版のGoogle Bardが180以上の国と地域に拡大され、日本語と韓国語の利用もできるようになりました。

ただし、Google Bardは開発中の段階であり2023年6月時点で「試験運用中」という形での公開となっています。

Google Bardの特徴は?

良い点

Google BardはGoogleの提供しているサービスという点で他のAIサービスにない魅力があります。
また、AIのレスポンスがとにかく速いです。しかも同時に3つの回答が得られます。

Googleのデータベースと検索エンジンの力を活かして最新の情報を提供できる
・質問した内容の関連トピックをクリックのみでGoogle検索できる
Googleサービスとの連携があり、GmailやGoogleドキュメントへのエクスポートができる
回答スピードが速い
・1つの質問に対し3つの回答が得られる

気になる点

Google Bardは現在試験運用中のサービスです。
そのため、利用前に「いつも正しいとは限りません」という注意書きが表示されます。
これは、Google Bardがまだ開発段階であり、常に正しい情報を保障することができないためです。
ユーザーからのフィードバックによって改善を目指している段階であることを念頭に置いておきましょう。

試験運用中(開発段階)のサービスである

Google Bardの料金は?無料?

Google Bardは無料で利用できます。かなり嬉しいポイントですね。
必要なものはGoogleのアカウントのみです。事前に登録を済ませておくとスムーズですよ!

利用上の注意点

以下はGoogle BardやChatGPTなどの対話型AIに共通する注意点になります。

情報が間違っている可能性がある


AIが回答した情報が正確かどうかは、最終的には人間がチェックする必要があります。

ベースとなっている大規模言語モデルは、現実世界の固定概念や偏見を含んだ膨大な情報データから学習しています。もちろんそのデータの中には間違った情報も含まれている可能性があります。
そのため、対話型AIの利用は間違った情報が拡散されたり、偏見を助長したりする可能性を秘めています。
利用する人間側が慎重に情報を扱わなくてはいけませんね。

情報漏洩のリスクがある

Google BardやChatGPTなどの対話型AIは、学習した情報をもとに新たな情報を生成することができます。
つまり、入力した情報がAIに学習され、他のユーザーの回答に反映される可能性も否定できません。

米グーグルの親会社アルファベットは、社員に対しAIチャットボットに社外秘の機密情報を入力しないよう注意を促したと報じられています。
Google Bardの「利用規約とプライバシー」には、「Bardとの会話に機密情報またはセンシティブな情報を含めないでください。」という記載があります。

Bardの利用規約とプライバシーの注意事項

もちろんChatGPTのOpenAIやGoogleなど、信頼性の高い会社はセキュリティ対策を講じていますが、機密情報や個人情報などを入力することは避けましょう。

日本語対応Google Bardの始め方

Google Bardの利用をスタートするステップは、大きく分けると以下の3ステップだけ!とても簡単です!

  • Google Bardのサイトにアクセス
  • Googleアカウントにログイン
  • 利用規約に同意

Google Bardの公式サイトにアクセスする

Google Bard公式サイトにアクセスしてください。

「ログイン」をクリックする

Google Bardのトップ画面

右下に「ログイン」というボタンがあるのでクリックしてください。

Googleアカウントにログインする

Googleアカウントのログイン画面

Googleアカウントにログインしましょう。

Googleアカウントを持っていない場合は、Googleのアカウントを作成をする必要があります。
「アカウントを作成」から登録を行ってください。

2段階認証」で本人確認を行ってください。

「Bardを試す」をクリックする

Google Bard開始の「Bardを試す」

ログインができたら、右下の「Bardを試す」をクリックしてください。

「利用規約とプライバシー」に同意する

Google Bardの利用規約とプライバシーの画面

「利用規約とプライバシー」を確認します。
下までスクロールすると「同意する」というボタンが出てくるのでクリックしてください。

試験運用中に関する注意書きをチェックする

Google Bardの試験運用中の注意書き

試験運用中であることの注意書きが出てくるので、確認して「続行」をクリックしてください。

Google Bard利用スタート!

Google Bardの基本画面

これでGoogle Bardをスタートする準備が整いました!

Google Bardの使い方と対話の流れ

ここでは、Google Bardの使い方を具体的に解説していきます!
対話の方法や機能についても、実際の画面とともにご紹介します。

基本の使い方・対話の流れ

では、Google Bardのトップ画面に表示されている
「織田信長が現在の経営者だとしたら、新人社員にどんなアドバイスをしそうか」という疑問についてGoogle Bardに質問をしてみましょう。

質問をする

Google Bardの入力画面

下のボックスに質問や指示を入力します。

回答を得る・回答案を3つ表示

Google Bardの回答例

回答が出てきます。さらに質問や指示を続けたければ、下のボックスに入力してください。

右上の「他の回答案を表示」をクリックすると、回答案が3つ表示されます。
多様な回答パターンを得たいときに活用しましょう!

Google Bardの回答案3つ

回答をリセットする

回答をリセットしたい場合は、左上の「チャットをリセット」をクリックしましょう。

Google Bardのチャットをリセット

Google Bardの機能

GoogleドキュメントやGmailにエクスポート

回答の下部にある「回答をエクスポート」をクリックします。

Google Bardの回答をエクスポートする画面

回答内容を
・Googleドキュメントにエクスポート
・Gmailで下書きを作成

することが可能です。

希望の選択肢をクリックしてください。

Google BardのGoogleサービス連携

「Googleドキュメントにエクスポート」をすると、
以下のようにタイトルに質問・本文に回答が出力されます。

Google BardのGoogleドキュメントにエクスポートした画面

「Gmailで下書きを作成」すると、
以下のように件名に質問・本文に回答が出力されます。

Google BardのGmailに出力した画面

関連トピックをGoogle検索

「ディズニーシーの予約がしたい。」とGoogle Bardに指示を出した場合を例に解説します。

回答の下部に「Googleで検索」というボタンが表示されています。
このような場合、関連トピックを1クリックで検索することができます。

以下の場合は「ディズニーチケット 1人で何枚?」のGoogle検索に飛びます。

Google Bardの関連トピック表示画面

ダークモード・ライトモードの切り替え

右下のマーク(太陽・三日月)をクリックするとダークモードとライトモードを切り替えることができます。

Google Bardのダークモード画面
Google Bardのライトモード画面

Google BardとChatGPTの比較

Google Bardと、対話型AIの代表ともいえるChatGPTの無料版と有料版(ChatGPT Plus)の比較を見ていきましょう!
比較表を作ってみましたので、以下を参考にしてください。

※2023年6月18日作成

スクロールできます
Google BardChatGPTChatGPT Plus
言語モデルPaLM2GPT-3.5GPT-4
料金無料無料月額20ドル
利用制限(回数やアクセス)なしありあり
学習データGoogle検索エンジンの最新情報2021年9月までの情報Webからの最新情報
参照元のリンク表示ありなしあり
複雑な指示への回答
文章の生成
表の生成
翻訳
回答速度
Google Bard・ChatGPT・ChatGPT Plus比較表

Google Bardの優れている点

利用制限がない

ChatGPTやChatGPT Plusは利用回数の制限やアクセス制限があるのに対し、Google Bardは利用制限がありません。
好きなだけ利用することができます。

最新の情報

Google BardはGoogleの検索エンジンのデータをもとにしているので、最新の情報を回答することができます。
有料のChatGPT Plusは2023年5月ウェブブラウジング機能が追加され、Web上の最新情報から回答を生成できるようになりました。しかし無料版は2021年9月までの情報がベースとなっており最新の情報を回答することはできません。

回答速度が速い

Google Bardは回答がかなり速いです。
ChatGPTより速く、しかも同時に3パターンの回答を生成することができます。

ChatGPTの優れている点

複雑な質問に対する回答が優秀

複雑な質問に対する回答の精度についてはChatGPTがとても優秀です。
回答に複雑なルールを指定する場合は、Google BardよりもChatGPTの方が、精度が高く指示したルールに近い回答を生成できる傾向があります。

Google BardとChatGPTの違いを理解し、
上手に使い分けていきましょう♪

Google Bardを活用していこう!

日本語対応Google Bardの始め方や使い方、特徴などについて詳しく解説しました。
ChatGPTとの違いを理解できれば、自分なりに使い分けていくことができますよね!

Google Bardは試験運用中といってもかなり優秀な対話型AIです。
今後の精度の向上や機能の拡大に期待が高まります。本格的な実装が楽しみですね!

ぜひ、この記事を参考にして、Google Bardを最大限に活用してください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次