ハワイのワイキキにある「モアナサーフライダー」は多くの人が一度は泊まりたいと思う憧れのホテルです。
そんなホテルに、今回宿泊することができました!
2023年コロナによる入国制限がなくなり、ハワイ旅行に出かけようと思う方も多いと思います。
そんな中、
ホテル予約をしようとしたら、お部屋の種類が多くどれを選んだらいいのかお困りではないでしょうか?
私も予約する際に、情報集めに苦労しました。
そこで、モアナサーフライダーのお部屋の選び方や宿泊する際に必要な情報をわかりやすくまとめました。
この記事を読めば、安心して宿泊することができますよ!
こんな人におすすめ!
- モアナサーフライダーのお部屋選びに困っている人
- モアナサーフライダーに泊まる予定のある人
- ハワイに新婚旅行に行こうと思っている人
モアナサーフライダーとは
「ワイキキの貴婦人」と呼ばれる高級リゾートホテル
モアナサーフライダー(Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa)は
1901年に創業したハワイのワイキキ最古のホテルです。
白を基調とした宮殿のような気品あふれる見た目から「ワイキキのファーストレディ(貴婦人)」と呼ばれています。
実際に訪れて目の当たりにしましたが、とても美しくうっとりしてしまいました!
伝統ある格式高い高級リゾートホテルであり、世界中の人から愛され続けています。
新婚旅行で宿泊するホテルとしても人気です。
「オン・ザ・ビーチ」と呼ばれる海に面したホテルで、絶好のロケーションです。
ロビーからふらっと一歩踏み出せばそこにはビーチが広がっています。
ハワイらしさが存分に味わえますよ♪
ワイキキビーチを一望できるプールもついています。
プールやビーチサイドには、日を避けてくつろげるパラソルやカバナ(カーテンで仕切られた小さなプライベートスペース)があり、寝転がってまったりと過ごすこともできます。
Aloha Kakahiaka…Happy Aloha Friday! Just another 72-degree winter day.
— Moana Surfrider (@MoanaSurfrider) December 21, 2018
Join us for Bobby Curran live from the Veranda until 9 a.m. on @ESPNHonolulu talking @HawaiiBowl. #HawaiiBowl pic.twitter.com/lXxim0yt52
アクセス良好
ワイキキの中心部に位置し、メインストリートのカラカウア通りに面しているので周りにはリゾートホテルやお店が立ち並んでいます。お土産を買ったりグルメを楽しんだりと観光客で賑わっています。
ホノルル空港から、車で約30分程度です。
空港からの移動手段としてはシャトルバス・タクシー・レンタカーなどがあります。
周りにお店がたくさんあるので、
レストランに行ったり、テイクアウトして部屋で食べたりと
食べ物に困ることはありませんでした。
客室タイプ
それぞれ特徴のある3つの棟
モアナサーフライダーは3つの棟から構成されています。
ビーチから見て左側から
- タワー・ウィング
- ヒストリック・バニヤン・ウィング
- ダイヤモンド・ウィング
となっています。
https://rikei-miler.com/travel/hawaii-moana-surfrider-upgrade
タワー・ウィング
モダンな造りになっており一番新しい棟です。
高層階の客室は明るく開放感があります。3つの棟の中で一番お部屋が広いのもタワー・ウィング。
全室にバルコニーが備え付けられており、お部屋からの眺めも抜群です。
ヒストリック・バニヤン・ウィング
モアナサーフライダーの中央であるヒストリック・バニヤン・ウィングは
1901年創業当時の建物であり、最も歴史がある棟です。
ハワイ州の歴史的建造物として、アメリカ合衆国国家歴史登録財(National Register of Historic Places)に登録されています。
クラシックな雰囲気や当時の建築様式を感じられます。
残念な点としては、窓が小さくバルコニーがないのでお部屋からの景色が他の棟に比べて劣る点です。
また、シャワーのみでバスタブがありません。
ワイキキのファーストディー、”モアナサーフラーダー”、バニヤンウィングの部屋。クラシックな雰囲気が好きな方にはオススメ。でも、バスタブがありません。部屋の広さならタワーウィングです。http://t.co/zQZ9yG4P6N pic.twitter.com/aEja0iynLW
— JST✿Hawaiian8❀ (@jsthawaiian8) March 16, 2015
ダイヤモンド・ウィング
3つの棟の中でダイヤモンドヘッド側にあることが名前の由来でしょうか。
海を一番近くに感じられるのはダイヤモンド・ウィング。
砂浜に隣接しており、目の前にはビーチやヤシの木が広がっています。
全室オーシャンフロントのため、遮るものなく海を最大限に楽しめるお部屋が特徴です。各部屋にバルコニーがあります。
海側?町側?お部屋からの眺めは?
客室からの眺望により、町側(シティビュー)と海側(オーシャンビュー)にざっくり分けられます。
オーシャンビューはさらに細かく
- パーシャルオーシャンビュー
- オーシャンビュー
- プレミアオーシャンビュー
- オーシャンフロント
の呼び方で客室が分けられています。
3つの棟により海側の眺めが異なるため、
ヒストリック・バニヤン・ウィングはオーシャンビューの1タイプ
ダイヤモンド・ウィングはオーシャンフロントの1タイプだけですが
タワー・ウィングはパーシャルオーシャンビュー・オーシャンビュー・プレミアオーシャンビューと3タイプの区別があります。
※公式サイトの分類
公式ではこの分類になっていますが、
日本のサイトではプレミアオーシャンビューがダイヤモンドヘッドオーシャンビューという表記になっていることが多いようですね。
また、タワーウィングの中でも海に近いお部屋をオーシャンフロントと区別していることもあるようです。
シティビュー
ワイキキの街の景色を楽しめるのがシティビューです。
カラカウア通りに面しているため夜は夜景が楽しめるでしょう。
オーシャンビューは、夜真っ暗になるのでシティービューの魅力は夜に発揮されるかもしれませんね。
オーシャンビューよりお値段が抑えられるのも魅力です。
パーシャルオーシャンビュー
パーシャルオーシャンビューはタワーウィングの客室の1つです。
「パーシャル」は「一部だけの・部分的な」という意味です。
建物と建物の隙間から海が見えるような眺めになります。
「水平線!一面に広がる海!」を求める方は他のオーシャンビューを選択しましょう。
「少しだけでいいから部屋からビーチが見たい」という方向けのお部屋です。
オーシャンビュー
オーシャンビューはワイキキビーチを一望することのできるお部屋です。
棟によって眺めが異なりますが、
パーシャルオーシャンビューより広く海が見える部屋であることは間違いないでしょう。
タワー・ウィングにおけるオーシャンビューの客室は
「ダイヤモンドヘッドが完全に見えるまで高層階ではないオーシャンビュー」のようです。
とはいっても、青く美しいハワイの海を贅沢に感じられるお部屋です。
プレミアオーシャンビュー(ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー)
プレミアオーシャンビュー(ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー)は
タワーウィングの高層階で海だけでなくダイヤモンドヘッドも一望することができるお部屋です。
ダイヤモンドヘッドまで長く続く海岸線を、バルコニーでぼーっと眺める時間は格別です♪
今回こちらの部屋に宿泊しました。
詳しくは次の宿泊記・お部屋の様子をご確認ください。
オーシャンフロント
オーシャンフロントは真正面に海が広がっているお部屋です。
「部屋から海がしっかり見たい!見渡す限り一面の海を感じたい!」という方はオーシャンフロントのお部屋を選びましょう!
ワイキキの海を十分に感じられる贅沢なお部屋です。
お値段比較・参考までに
ある日の客室の一泊の料金を表にしてみました。
公式サイトの表記の上で存在しない客室は空欄になっています。
タワー・ウィングの最上階である「ペントハウス」というリッチな客室やスイートルームも含めて作成しています。
ウィング | シティービュー | パーシャルオーシャンビュー | オーシャンビュー | プレミアオーシャンビュー (ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー) | オーシャンフロント |
---|---|---|---|---|---|
タワー | 450ドル | 505ドル | 625ドル (スイートは1275ドル) | 675ドル (スイートは1375ドル) | ー |
ヒストリック・バニヤン | 425ドル | ー | 485ドル (スイートは825ドル) | ー | ー |
ダイヤモンド | 425ドル | ー | ー | ー | 650ドル |
ペントハウス (タワー最上階) | ー | ー | 815ドル (スイートは2425ドル) | ー | ー |
個人的に、新婚旅行におすすめなのは
タワーのオーシャンビュー・プレミアオーシャンビュー(ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー)
ダイヤモンドのオーシャンフロント です!
タワーウィングダイヤモンドヘッドオーシャンビュー宿泊記
このお部屋を選んだ理由
私が今回宿泊したのは一番新しい棟のタワー・ウィング、客室はプレミアオーシャンビュー(ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー)です。
日本人向けサイトでは「ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー」と言われているのでこちらの呼び方をしていこうと思います。
以下の見取り図で示すと、ピンクの部分のお部屋です。
新婚旅行での利用だったため、お部屋からの景色を重要視していました。
「ワイキキビーチとダイヤモンドヘッドをどちらも堪能したい!」と思ったので、少し欲張ってこちらのお部屋を選びました♪
https://www.jal.co.jp/jp/ja/intltour/hwi/moana_surfrider/
連泊するため、
- 新しく綺麗なお部屋を広々と使いたい
- バスタブがある部屋に泊まりたい
- バルコニーで海を見ながらくつろぎたい
という希望もありタワー・ウィングが最適だと考えました。
ハワイに到着
ホノルル空港に到着です。
ツアーでの予約だったため空港からワイキキまで、送迎で移動しました。
30分程度でワイキキに到着。景色を楽しんでいたらあっという間でした。
チェックイン時刻は15時。モアナサーフライダーに向かいます。
圧倒的な存在感。白く美しい宮殿のようです。このホテルに泊まると思うとワクワクしますね。
モアナサーフライダーにチェックイン
正面エントランスを抜け右手に行くとフロントがあります。
メインのフロントに行き、英語でチェックインしようとしたところ…日本人専用のフロントに行くよう案内されました!
日本人専用のフロントがあるのは安心ですね!
宿泊中、困った時にお世話になりました。
日本語でルームキーやタオルカードの説明をしてもらいました。
タオルカードはプールやビーチで使用するタオルをレンタルすることができる引き換えカードです。
タオルを借りる時にカードを渡し、返却するとカードが戻ってくるシステムでした。
1人1枚ずつルームキーとタオルカードを受け取りチェックイン手続き完了です。
モアナサーフライダーのロビーの2階に上がって撮影した写真です。
内装も白を基調としていてエレガントな雰囲気。シャンデリアもあります。
様々な展示品が飾られており、モアナサーフライダーやハワイの歴史を知ることができます。
エントランスロビーをまっすぐ進むと立派なバニヤンツリーが正面にドーンと現れます。
中庭のこの大きなバニヤンツリーは1904年に植えられたもので樹齢100年を超えています。
のびのびと枝を伸ばし、中庭に木陰を作っています。
ここにいるとすごく癒されました。
バニヤンツリーの向こう側にはビーチが広がり、右側にはプールがあります。
ここにはレストランやビーチバーもあり、お食事を楽しむこともできます。
ではお部屋に向かいましょう。
タワー・ウィング側のエレベーターを上がります。
お部屋の様子
ルームキーでお部屋に入ります。ドキドキ。
広くて綺麗!バルコニー込みで40㎡あります。
スーツケースを2つ広げても十分な広さがありました。
キングベッドは大きくてふかふかで、横になるとすぐ寝てしまいます。
大きさの異なるふわふわの枕がすごく好きでした。寝心地抜群です。
そして一番重要視していたお部屋からの眺めは…
ドキドキ…
うわぁー!と声が出てしまう景色です。最高の眺めでした。
「ダイヤモンドヘッドオーシャンビュー」と呼ばれている通りの眺めですね。
青い海、青い空、目の前にはダイヤモンドヘッド。大満足です。
新婚旅行にぴったりの景色ですよね♪
バルコニーから下を見ると、かなり高くて怖いです。
柵の高さは胸の下程度。落ちないように気を付けてくださいね!
風が心地よくて、バルコニーで景色を楽しみながらテイクアウトした食事を摂るのも良かったです。
次はテーブル周辺を見ていきましょう。
お水やコップが用意されています。
コーヒーや紅茶のティーパックも用意されています。
ハワイのコナコーヒーが置いてあるのがうれしいポイントです。
コーヒーサーバーや湯沸かしポットもありました。
お水やコーヒー、ティーパックなどはなくなった分を客室清掃・ベッドメイキングで補充してくれました。
非常にわかりにくかったのですが、このコーヒーサーバーの向こう側、テーブルの側面にコンセントもついていました。テーブルにコンセントがついているのはとても便利ですよね♪
他にベッド横のテーブルにもコンセントがありました。
テーブルの下の引き出しには冷蔵庫があります。
中はこんな感じになっています。
次はパウダールームを見てみましょう。
洗面台はこちら。
ガラスのコップとプラスチックのコップ、固形石鹸、ボディローションが置いてありました。
洗面台横の壁にはアームミラーがついています。
お化粧する時の鏡にも困りません♪
洗面台の背後にはバスローブ、ハンガー、金庫があります。
金庫は番号でロックするタイプでした。
ここに貴重品を入れてお出かけしていましたが盗難に遭うことなく帰国できました。
下の棚には予備のタオルやトイレットペーパー、ドライヤーが置いてあります。
ドライヤーの位置がわからなくて、実はしばらく探してしまいました。
見えづらいですがここにあるので覚えておいてくださいね!
びっくりしたのですが、アイロン・アイロン台も置いてありました!
海外のホテルでこれはうれしい!連泊する宿泊客に親切ですね。
洗面台の隣にはトイレがあります。
このトイレなんと…
日本のTOTOです!流石ですね!
ウォシュレット・乾燥機能も付いています。
トイレの横にはシャワー付きバスタブがあります。
シャワーの水圧は弱めでした。
壁にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープが用意されています。
あまり泡立たないタイプでしたが、ホワイトティーの香りが心地よくリラックスできました。
男女ともに違和感のない香りだと思います。
バスタブから出て左手にはタオルがかかっています。
もちろん客室清掃で毎日取り換えてもらえますよ!
以上でお部屋のツアーは終了です!
綺麗で広く、部屋からの眺めは最高、アメニティは充実していて大満足のお部屋でした。
注意点としては
スリッパ・歯ブラシ・歯磨き粉が置いていない点でしょうか。
忘れずに持っていきましょう!
施設やサービスを楽しむ
滞在中は、ホテルの施設やサービスを楽しみました。
中庭バニヤンツリーの横にある「ザ・ベランダ」のアフタヌーンティーは最高でした。
天気の良い日に木陰でビーチを見ながらアフタヌーンティー…なんて贅沢なんでしょう。
アフタヌーンティーについてはこちらで詳しくご紹介しています♪
バニヤンツリーの根元にある「ビーチバー」では、生演奏を聞きながら、夜のハワイのロマンチックな雰囲気を味わえます。
パイナップルとアメリカンチェリーがかわいいですね。
今回の滞在では予定が他にたくさんあったため参加しませんでしたが、
ヨガ・マインドフルネス・ウクレレレッスン・フラレッスン・お花のレイ作り体験・歴史ツアーなどのアクティビティに宿泊者は無料で参加できるようでした。QRコードから予約するように案内されました。
また、
受賞歴のある「モアナ ラニ スパ」というワイキキ唯一のオーシャンフロントスパで癒されたり、
「ウェスティンワークアウト」というフィットネスジム(宿泊者無料)で運動したりすることもできます。
Refresh and renew with the Stones of Apuakehau at the Moana Lani Spa. The cooling stones will draw out the heat of your physical and emotional stress. This treatment will have you emerge feeling refreshed and renewed. Explore the Moana Lani Spa: https://t.co/JeVGkioncl pic.twitter.com/jvhgCHf1CH
— Moana Surfrider (@MoanaSurfrider) July 31, 2019
他のサービスとしては
- 無料国内・国際電話
- 無料Wi-fi
- モアナサーフライダーロゴトートバックプレゼント
を利用させていただきました。
帰国する日のバルコニーから見た朝焼けです。
忘れられない素晴らしい思い出になりました。
モアナサーフライダーのお部屋はこれで決まり!
モアナサーフライダーの魅力は伝わりましたでしょうか。
日常を忘れリラックスした贅沢な時間を過ごすことのできるホテルでした。
この記事で解説している客室の違いや私の宿泊体験が参考になればうれしいです。
みなさんの旅が素晴らしいものになりますように。